スタッフを教育しなければいけないと思うと
教育という名のもとに「答え」を教え続けてしまうことがあります。
考える時間を奪い、間違えるチャンスを奪い
自分で問題を解く力をつけさせずに、答案用紙を渡して
そのまま書き写せ!というのは、教育でしょうか。
それは永遠に答案用紙をあなたが私続けなければならない
言われたことしかできないスタッフをつくっていることになります。
あなたが求めているのは、自発的に問題を探し、答えを導き出す力を持っているスタッフのはずです。
そこで、うってつけの方法があります。
「インタビュー育成法」™
これは、私がまとめた育成法の中でも一番「楽」な、楽しい教育の手法です。
一般的には、スタッフが何かミスをしたとき、怖い顔をつくって、低めの音声で
「もう!また間違ってる!!何回書き忘れれば気が済むの?」
と、叱るのが1つのパターンかもしれません。
この「インタビュー育成法」では、教育する側は
マイクを握った格好をして、スタッフに言います。
「おっと、○○さん、また間違ってしまいました(できれば実況中継風に)。
さて、○○さん、どうしたら次に同じミスをしないで済むでしょうか?」
と問いかけ、マイクを握った手を相手の口元へ差し出します。
すると「同じミスをしないための改善策」を
自分で考え
口に出し
自分で考えたその改善策を実行することになります。
答案用紙に、自分で答えを考えて書くことができるのです。
例えその改善策が不十分なものであっても、まずはやらせてみるのです。
精度が低ければまたミスをしますが、インタビューするごとにその改善策は進化していきます。
叱るにはエネルギーがいります。
叱った音声は、相手の耳だけでなく、自分の耳にも入ってきます。
インタビュー形式にすると、あるがままを中継しているのみなので
必要以上に相手も自分もエネルギーを消耗しなくて済みます。
何より、教育する側はニヤニヤしながらマイクを差しだせるので、
スタッフに声をかけるのが楽しくなります。
「レジ、また間違ってるよ。もう迷惑かけないでね、忙しいんだから(怒)」
↓
(インタビュー形式に置き換えて言うと・・・)
↓
「あ、○○さん、レジ間違えましたね~。レジ間違えると、だれがどんな迷惑を被るでしょうか?」
「次に間違えないようにするためには、どうしたらいいと思いますか~^^?」
「また返品忘れてる!!もう昨日言ったのに(怒)」
↓
「○○くん、何か忘れていることはありますよね~」
「次に同じ間違えをしないためには、どんな方法がありますか^^?シンキングタイム、どうぞ!」
「またぼーっとしてる。やること探してやってよね(怒)」
↓
「○○さん、今何をすればいいか、わからないんじゃないですか~」
「こういう時間のある時には、どんなことをしたらいいと思いますか^^?」
こんな風に。
言い方次第で、相手に考えるチャンスを与え、成長を助けることができます。
威圧するのが教育?怒り顔で何か言うのがサポート?
じゃないですよね。
間違えさせ、考えさえることです。
それは遠回りのようで、最短距離です。
最近のコメント